プラスチックモデルキット四天王像、最後の守護神が登場!
実物を徹底して観察し、美術品や立像などの特徴を捉え、精密さと絶妙なバランス感覚で「手に取れる最高品質のレプリカ」となる立体物を数多く送り出してきた海洋堂。その高い造形技術をインジェクションキットで表現することを試みた「仏像」を立体化するシリーズ第4弾が登場。
寺社において本尊を四方から守る仏神「四天王像」から、三つ叉の戟を携え、憤怒の表情で力強く立つ「広目天」がプラスチックモデルキット化。
広目天は、その名からわかるとおり「広く見通す目」を持つとされ、さまざまなものを見抜く力があると言われています。
本アイテムでは、左手で三つ叉の戟を掲げ、右手を腰に置いた相手を威嚇するようなポージング、鋭い眼光と憤怒の表情で睨み付ける表情など、実物の広目天像と同様の迫力を感じる雰囲気で立体化。
荒々しい形状の台座に加え、微妙な凹凸で表現される甲冑表面の装飾の作り込み、布や革、皮膚など異なる材質感を繊細なディテールによって表現。仏像だからこそ感じることができる、長き時を経た独特の風合いまでも味わうことができる仕上がりとなっている。
インジェクション成形の影響で各部のディテールや特徴的な曲線が金型成形の都合でつぶれてしまわないよう、組み立て完成時の美しさを重視した巧みなパーツ分割がなされており、特に、耳、甲冑の肩当てなどの細かい部位も高い精度で造形され、原形の持つ緻密さをそのままプラスチックモデルキットとして表現されている。
また、パーツ数も極力抑えられており、広目天像の姿を簡単な工程で組み上げることが可能。美しい曲面と緻密な作り込み、そして武神らしい存在感を気軽に楽しむことができるアイテムとなっている。
©KAIYODO
※掲載の画像は開発時サンプルの為、実際の商品とは多少異なる場合があります。予めご了承ください。