ワンダーショウケース 第38期プレゼンテーション作品
巧い、カワイイ、カッコイイ。爬虫類やその造形物にまるで興味のないような人からすると荒木のこの創作キャラクターのすごさにすぐには気付けないかもしれませんが、元ネタとなったレオパードゲッコー(日本名/ヒョウモントカゲモドキ)の完璧なディテール再現と、いまにも本当に動き出しそうな優れた躍動感、さらに、しっかりとその場の“風”を感じさせる絶妙なマントのなびかせ方などをよくよく観察していくと、同作品が醸し出している「じつに堅実、かつ、まだまだこの先の伸びしろを十二分に感じさせる基礎的な造形力の高さ」が読み解けるのではないでしょうか?
スカルピー(オーブンで焼いて仕上げる造型用プラスチック粘土)とスパチュラ(細密造型用のヘラ)だけを用い、「デジタル造形とは縁遠すぎて(汗)」と焦った様子も見せてはいるものの、これだけ根本的な造形力の高さがあるのであればこのままアナログ造形を続けてもよいでしょうし、年収面のことも考えデジタル造形に切り替えても、半年も経たずそれをかたちにすることができるはずです。そうした爆発寸前の要素が「ぎゅっ」と凝縮されているのがこのプレゼンテーション作品だと考えてみてください。
▼プレゼンテーション作品については以下のページも御覧ください。
第38期『ワンダーショウケース』アーティスト&プレゼンテーション作品紹介 WSC #103 荒木秀造
・1回の注文で2個まで購入可能です。
・2020年7月25日(土)までの期間限定販売商品です。
【ご注意】
本商品はお客様で組み立てが必要な未塗装、組み立てキットです。
製作には、レジンキット組み立て経験と道具、接着剤、塗料等を必要としますので、ご注意ください。
©Yutori Jedi 2020/Araki Shuzo
※掲載の画像は開発時サンプルの為、実際の商品とは多少異なる場合があります。予めご了承ください。